あなたのペット的生活


「……本気で言ってるのか?」


「もちろん」


「バカか?!そんな事聞かされると余計行かせるわけないだろーがっ!!」


「あぁ?!なんでだよ!!クソ親父!!」


「当たり前のことだ!!頭を冷やして考えてみろ!!」


「んなこと言われても、俺、ぜってーに行くかんな!」


「もし、賛成もしてないのに勝手に行ったら、二度と家の敷居はまたがせねーからな」


「んなもんどーでもいいっての!俺は行くからな!!親父がどんなに反対しても絶対絶対行くからな!!」


フンッと鼻息荒めに孝ちゃんが立ち上がった。


こんなの子供のケンカだ。


一方的に言いたいことだけ言って逃げるなんて……。



年下の幼馴染みにそう思われてることなんて知る由もない孝ちゃんは私を立ち上がらせるとヒョイっと担いで部屋に戻ろうとした。




「ぅわっ!なになに?!」


私はというとその状況にすらついていけず、孝ちゃんの肩に乗せられテンパるしかなかった。



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