あなたのペット的生活



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「乃亜?起きなさい」

「んー??」



目をこすり、重たい瞼を無理矢理こじ開けると、そこにはお母さんの呆れたような顔があった。


「あれ〜?お母さん??」



むくりと起き上がると、お母さんは
「はぁ〜」
っと長いため息をついて、腰に手をやった。



「あんたねぇ、いつまで寝てるつもり?さすがに晩御飯は食べなさい」

「……ふぁ〜い」



あくびと一緒に返事をして涙目になった目をこすりながらふと考える。






……晩御飯?








「っお母さん!今、何……」

何時?と聞こうとして言葉が詰まる。
と、同時にサーっと頭から全身の血の気が引くのが分かった。



だって、カーテンを閉めていない窓から見えるのは暗い暗い空の色だったから。





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