不良の法律~Judge Town~
ヒサジに問い詰められても、ジンは相変わらずの笑顔を崩さない…。

「さてどうだろうね…あながち間違ってないかもよ」

この男は…何考えているか全く解らん。

「曖昧な返事はいらない…ハッキリと返事しろ。俺達との抗争を避けてくれるのか??」

ジンの返事次第では抗争を避ける事が出来る…コイツはそれだけの影響力を持っている。

だが…

「残念だけどそれは無理だ…不良のケンカ…それは理不尽な暴力。今回の標的がヒサジになっただけなんだよ…生き残るにはケンカに勝つしかない」

「そうか…ならもう何も言わない。やるからには覚悟しておけ…今の俺は強いぞ。負けられない理由があるからな…帰ろうタケシ」

ヒサジはジン達に背を向けて、駐車場の方に歩いて行った…。

そして俺もヒサジの後を追って行った…。

「あの男は逃げたみたいだゲン…何処にも見当たらない」

「そうか…ところでジン…どういうつもりだ?お前も気付いているだろう…ヒサジがこの事件に関係無い事に」

「まぁね…でもこの抗争は避けちゃいけないんだ。避けたら何も解決しない…イタチごっこで終わる」

「…お前が言うならそうなんだろうな…なら今回はお前の指示に従う。作戦を教えてくれジン…」
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