Ｉｔ Ｌｏｖｅｓ

「へえ～～～～これが祐大の学校かー
　それにしてもこの学校でかすぎない？？」

「あ。。エミリ、約束覚えてるよな？」

「わかってるって!!ぢゃエミ自分の職員室行くからあ!!」

「道に迷ったらやさしそうな人に聞けよ!!」



わかったあと笑顔で走っていくエミリをみて

あの笑顔が後１年しか見れないと思うと

祐大は泣きそうになった



エミリは祐大と３つの約束をした

１、学校では祐大とは他人のふりをすること

２、学校ではﾒｶﾞﾈとかつらを必ずつけること

３、怖そうな人達には逆らわないこと



エミリは生まれつき髪が茶色だ

その上、気が強い。

不良が多いこの学校で目をつけられ、もしもの事があったら

祐大は生きていけない。

だからこの約束をしたのだ。






職員室についたエミリは

担任と話をしていた。


「君が大空エミリさんね。

　うちのクラスは問題児が多いから

　あんまり関わらないように。

　じゃあ教室に行こうか。」



（クラスの人と関わっちゃだめなの？）



今マデ２・３回しか学校に行っていないエミリでも

先生の言葉はおかしいと思った



そして教室の前についた。

「僕が入ってきてと言ったら

　きてね」


「はい」


そして先生は教室の中へ入っていった



「さとう～今日転校生くんだろ？女？男？」

「まぢでぇ!!女がいい!!俺」

「どっちだよ。さとう」


先生の名前は「さとう」らしい




「みんな静かにして！

　転校生は女の子です。

　大空さん、はいってきて」




エミリがはいると教室は一瞬静かになった

そしてすぐ

「はぁ～転校生つったから期待したのによ～

　ﾌﾞｽならﾌﾞｽって前もって言えよなーさとう」

「何こいつのﾒｶﾞﾈ。超きもいんだけど」


といろいろな声が聞こえてきた。