らっこの国のお姫さま
「じぃ・・・。
王子・・・。
飼育係・・・。」
姫が眉間にしわを寄せながら寝言を言っています。
「お父様・・・。
お母様・・・。」
悲しい夢を見ているのでしょうか。
そう、今日は姫のお誕生日でした。
王子からおめでとうの手紙が来て、大切そうに枕元に置いています。
じぃが様子を見に来ました。
「姫・・・。
朝には王子もきっと会いに来て下さいますよ。
おや?」
姫の枕元に斉藤和義の「愛に来て」と、工藤慎太郎の「願い/君を想う」のCDが置いてありました。
「姫、お淋しいのですね。
明日はケーキやごちそうでお誕生日をお祝いしましょうね。」
じぃはそう言って姫の布団を直しながらハンカチで目を押えて部屋を出て行きました。
姫の寝顔が少しにっこり笑いました。
王子・・・。
飼育係・・・。」
姫が眉間にしわを寄せながら寝言を言っています。
「お父様・・・。
お母様・・・。」
悲しい夢を見ているのでしょうか。
そう、今日は姫のお誕生日でした。
王子からおめでとうの手紙が来て、大切そうに枕元に置いています。
じぃが様子を見に来ました。
「姫・・・。
朝には王子もきっと会いに来て下さいますよ。
おや?」
姫の枕元に斉藤和義の「愛に来て」と、工藤慎太郎の「願い/君を想う」のCDが置いてありました。
「姫、お淋しいのですね。
明日はケーキやごちそうでお誕生日をお祝いしましょうね。」
じぃはそう言って姫の布団を直しながらハンカチで目を押えて部屋を出て行きました。
姫の寝顔が少しにっこり笑いました。