*桃色キス*短編
あーう!
恥ずかしい!
執事のコスプレをしている郁斗君はまったく目もあわせてくれないし…
よっぽど似合ってないんだろうな。
「メイドさーん、注文したいんだけどー」
隣の男子校の生徒の三人組のお客さんがあたしを呼んでいた。
「あッはい!…何にいたしますか?」
「そうだなぁ~!メイドさんのチューがいいなぁ!ははは」
「…ぁ…へ?」
ポカンとするあたしに3人組は"可愛いー、天然系だよなぁ!"と騒いでいる。
「あ…の…?ひッ」
リーダーのような少年にギュッと手を掴まれる。
「メイドさん可愛いから気に入っちゃたぁ♪ねぇ…アドレス教えてよ」
「こ、こ、困ります…」
「いいじゃーん。ね?」
「…やッ」
更に強く掴まれた腕に怖くなる。
やだ!
と思った時、丁寧な言葉使いが聞こえた。
「お客様、恐れいりますが、当店のメイドにナンパするのはお控え願いますか?」
い、い…
郁斗…くん。
恥ずかしい!
執事のコスプレをしている郁斗君はまったく目もあわせてくれないし…
よっぽど似合ってないんだろうな。
「メイドさーん、注文したいんだけどー」
隣の男子校の生徒の三人組のお客さんがあたしを呼んでいた。
「あッはい!…何にいたしますか?」
「そうだなぁ~!メイドさんのチューがいいなぁ!ははは」
「…ぁ…へ?」
ポカンとするあたしに3人組は"可愛いー、天然系だよなぁ!"と騒いでいる。
「あ…の…?ひッ」
リーダーのような少年にギュッと手を掴まれる。
「メイドさん可愛いから気に入っちゃたぁ♪ねぇ…アドレス教えてよ」
「こ、こ、困ります…」
「いいじゃーん。ね?」
「…やッ」
更に強く掴まれた腕に怖くなる。
やだ!
と思った時、丁寧な言葉使いが聞こえた。
「お客様、恐れいりますが、当店のメイドにナンパするのはお控え願いますか?」
い、い…
郁斗…くん。