心の風
あたし達は三人は,黙って帰った。


帰り道に,近くの公園のベンチに座った。


班が違っても,健人君の態度が変わらないこと…


自分の思い通りにならないと少しきつい口調で喋ること…


全部二人に話した。


二人は黙ってあたしの話を聞いてくれた。


「あの時ずっと翔君と喋ってて,恋紗の気持ち分かってあげられなかった…」


「あたしも…ちょっと自分のことでウキウキしてた…」


「ううん,話聞いてくれるだけでも嬉しいから♪」


あたし達は,もう一度抱き合って思いっきり泣いた。
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