ココロノコエヲキケ。(詩/詞)

『光』

空に向かって手を伸ばしたら
掴めそうな月 ひとつ
いつかはこんな景色さえ
忘れていってしまうのかな?

空に向かって思いを馳せたら
掴めやしない心がひとつ
思いはいつか人混みへ
消されて薄れてしまうのかな?

届かなくても 手を伸ばし
「諦めない」と歌い続ける
この手の先に 触れた光が
微かに灯る そんな月夜に


例えばここで叫んでみても
明日は何も変わらない?
君への思いを届けたい
思いよ重なれ 今すぐに

届かなくても この声で
「大好きだよ」と歌い続ける
胸に残る温もりが
微かに香る そんな月夜に



思いが届いた嬉しさに
きっとあの歌 歌いたくなる
この手の中に掴んだ光が
確かに輝く 月夜の空に



07.04.21 (C)奏音

*夢の中に、恋や悩みや色んなものを詰め込みました。
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