ツンデレ姫とニコニコ王子
「でさ、宿泊学習楽しみじゃない?」

・・・・ん。

そうだ、沖縄行くんだっけ。

「まぁ、普通。」

・・・・はぁ。

「すっごく楽しみなんだなぁ♪」

「どこが?」

「んー、なんというか色々。」

私なんかいじめのせいで、そういうの1回も行ってないし。

自分が馬鹿に思えてくる。

「新しい友達とたくさん話せるし。」

学校で話せばいいんじゃない。

「一緒の行動班になるといいね★」

ドッキーーン

「べ、べ、別に。」

照れるな・・・・私。

勝てwww!

なんだかんだ言って話していると、分かれ道。

「俺、こっちだから♪」

「うん・・・・。」

なんか、さびしい。

「じゃあ、また明日ね~。」

私は、何も言わずに背を向けて歩いた。

・・・・なんで、涼斗なんて好きなんだろう。

良く分からないけど、これって好きなんだと思う。

いや、絶対好きなんだ。

「はぁ・・・なんでだろう。」

「何がなんでなの?」

な、、、誰!?

後ろを振り向くと涼斗。

「なんで、涼斗がここに?!」

さっき、てか今別れたじゃん!

「姫奈ちゃんが危険だから、家まで送る。」

・・・トクン

「大丈夫だから!」

可愛気のない言葉。

「ほんとに~?」

ん?

実は、私怖がりだけど黙ってる。

「もし、真っ暗な道にさ・・・・。」

な、何。。。。

「それが?」

「白いぼやっとしたものがいてさ・・・。」

そ、それがなんなの!

「よく見ると顔だけ・・・・・。」

「べ、別に私の家寄ってもいいけど!」

や、やっぱり怖い。

でも、そんなこと涼斗に言えるか?

無理、無理。

絶対、死んでもいいたくない!


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