ツンデレ姫とニコニコ王子
「あの猫、すっごい可愛いかったね。」

「うん・・・・。」

「でも、それに負けず姫奈ちゃんも可愛いと思うけど。」

ニッコリ微笑む。

「・・・・うん。」

好きな人と二人。

あの夢がまたよみがえる。

_ドキドキ

「どーしたの?」

・・・・・え。

か、か、顔ちかーーーーい!!

顔が赤くなりそうだった。

「な、なんでもない。」

「そっか。」

クスッとまた涼斗は笑った。

「姫奈ちゃんって、中学の時どんな感じだったの?」

え・・・・?

ズキン・・・・

あのしみる思い出が浮かぶ。

_____________中学時代

「何突っ立ってんの?キモイしー。」

黙ってるだけだった。

「ブスは早く死ねよ!」

言い返すことすらできなかった。

「キャハハ、お前それでも人間!?」

苦しかった・・・・

_________________________________


「姫奈ちゃん?」

・・・・・・・・。

「ごめん、なんでもない。」

そのまま話を逸らした。

「そ、そいえば・・・・自転車は?」

あ、そうだよ。

逸らすために話したけど・・・・・

あの涼斗の自転車、どこ??

「あれ、故障してるみたいだから。」

私のせいだと確信する。

謝るというのが特に苦手な言葉。

なんか、言いだせないというか。。。。

でも、、、、、、

「ご、ごめん・・・・・ね?」

なぜか、涼斗の前では素直に言えることができた。

「そんな、あれは俺の不注意でもあるし♪」


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