気持ち “美幸”
『どうした!!何があった!!』
声が聞こえたのか担任の岡田先生が走ってきた。


『自分のクラスに入れ!』
気になるのか戻らない生徒は沢山いた。


『青木!またお前か!放課後残れ!!』
岡田先生は生徒指導でもあり“恐い”で有名だった。


騒ぎはおさまり先生が戻った後みんなに
『騒がせてごめんな』
青木優一がいった言葉に私はビックリした…


始業式が始まりいつもの毎日に戻った。でも私は青木優一も由美も気になってしかたなかった。


始業式が終わって戻る時


『おはよう!お前元気だった?俺、海行って日焼けがいてぇよ!』
同じクラスで男子の中で一番仲良しの吉本光が声をかけてきた。


『おはよう!私はゴロゴロしててふとっちゃった!!でも女の子はぽっちゃりしてるほうが可愛いもんね♪』
私は笑いながらいった。


すると
『あんた自慢気にいうんだな。おもしろい。』
光の隣から声が聞こえた。


声の聞こえた方をみると青木優一だった。


これが私と優一の初めての会話だった。




優一…なんであの時、光の隣におったん?話してなかったら優一は隣におらんかったんかな?
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