気持ち “美幸”
『笑ってごめんな!俺青木優一。まぁさっきの騒ぎでわかってるかもしれんけど、隣のクラスやから会うことがあるかもしれんし、よろしくな☆』
優一は優しく笑って話かけてきた。


『私は小野美幸。さっきビックリしたけど二人の問題だし、気にしてないよ!こちらこそよろしくね♪』
気になってたけど私は聞いたらいけないと自分に言い聞かせた。


『光!俺、教室戻るけど美幸が何か言ってたら俺に言ってきて!じゃあな。』
優一は光にそう言って教室に戻った。


『ねぇ、光!青木くんと友達やったん?どういう繋がり?』
私は不思議そうに言った。


『あいつとは幼馴染みなんよ。家も近くで幼稚園からの付き合い。でも今は独り暮らしを始めてて…まぁ色々あるんだよ。』
光はその先を言わなかった。そして教室に戻っていった。


私もそれ以上何も聞けなかった。





優一…光とお互い仲良しなのに、始めて話するってビックリやね。知らなかったなぁ…幼馴染みやったなんて。初めて話してどうやった?優一は目付き悪くて正直、こわかったよ?


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