小さな小さなうちゅー戦争
桜「ストーップ」

衣「…先生…」

衣舞の拳を桜祁が片手で止める。
海「何だよ、いいところで…先生様のお出ましか…つまんね」
桜「明日は、宿泊学習なんだぞ?こんな今朝から、ケンカしているようじゃ…バスも出せるに出せないな~」
桜祁の言葉にみんなから、ブーイングがとぶ。

海「……出せないっていうなら、俺が無理矢理ださしてやりますよ…!」
海志が手をポキポキいわせながら、桜祁のことを見る。(というか、睨むにちかい)
桜(…あっ、やっぱそういうことになるのね……)
桜「…わかった、わかった。ちゃんと行かせるから、まず席につけ」

「「「は~い」」」
みんなが、それぞれ席につく。

優「それにしても、宿泊学習楽しみだよね~!ビンゴオリエンテーリングは、絶対に勝とうね!!!」
羅「地図は、任せて…」
衣「私、探すの得意だしね」
迫「海志達には、絶対に負けないようにがんばろう!!」
女子の方では、こんな会話が出ている。

海「そういえば、向こうでお菓子が出るんだってな!!楽しみだな~」
正(海志…そっちかよ)
凍「カレー作るの面白そう」
拓「俺、沢山おかわりしよーっ!!!」
男子は、食べ物の方に話がいっているようだ。

~下校時間~
桜「明日は、みんなが待ちに待った宿泊学習です。向こうで、迷惑をかけないように!!では、さようなら」
「「「さようなら~」」」

女子
優「うおーっし!!!絶対に明日は、“ビンオリ”かーつっ!!!!!!!!とゆーか、桃食いテェー!!!!」
羅「桃、関係なくない…?」
衣「とにかく、海志達には負けないようにしよ!!!」
迫「ぜったい、かーつっ!!!!!」
「「オーッ!!!」」

男子
海「腹へったぁ~…」
正(給食、ご飯2つもおかわりしてたよね…!?)
凍「ビンオリ…大丈夫かな」
拓「大丈夫でしょ?地図は、凍雅に任せて…あとは、俺達、運いいしな!!」
正・凍「「そういう問題かっ!?」」(←本日二回目)

女子も男子も、明日の宿泊学習を楽しみにして、家に帰っていった。
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