Cスクール~崖っプチの15歳~
そんな悲しい思いを彼に話した。

「女って陰でダサいって言うから嫌でさ」

「関係なくね? おまえオレのことどう思ってんの?」

彼の意地悪そうな言い方に、なぜか心臓が高鳴った。

「えっ……好きです」

「ならいいじゃん。

オレはおまえが好きだし、いじめるの大好きだから変だったら面と向かって言ってやるよ。

恰好なんてどうにでもなるじゃん? そんなこと気にすんな。

オレ好みの恰好にしてやるし。だから日曜日海に行くからな?」

 なんてステキなことを言うんだろう

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