Cスクール~崖っプチの15歳~
「オレはお前の横で空色の水着着てるな~。そんでお前はジーンズ生地の短パンに、白いビキニ! やばいな~ぜってーかわいい」

私は彼の言うようにイメージした。

すごく嬉しくて顔が赤くなってしまった。

「でもそんな水着見つかるか分からないよ~」

「似たようなのとか探したらあるって! 絶対出会いはあるからさ」

そんな話しをしながら電車に揺られ1時間。

海岸に着いた

思っていた以上に混んでいることに立ちくらみがする

しかも海は黒く汚い

 都会の海はこういうものなのかな……

夢の中の海はあんなに綺麗なのに現実は汚い

「きったねーな。入る気失せるな。オレ沖縄の海みたいなの想像してた」

「私も」
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