Cスクール~崖っプチの15歳~
「あった緑だよ。こっちは茶色」
手にガラスの宝石達を抱え、形と色を見て楽しんだ。
そのうちにあることに気がついた。
「これって人間が捨てたゴミか……」
「そうだね。これなんてビール瓶ぽくない?」
「うん。そっかぁ。人間が捨てたゴミを宝石みたいに綺麗な形にして私達に贈ってくれたんだ」
私はキラキラ光る海に話しかけている気分で言った。
「本当にありがとうございます。そしてごめんなさい。あぁなんて偉大なんだ。考えれば考えるほど海を尊敬しちゃうよ」
「あははなんでさ?」
「だってさ人間が捨てたゴミをだよ。どんなに尖っていたものでも何年も何年もかけてこんなに優しい柔らかい形にして浜辺に贈ってるんだよ? 人間に訴えるわけでもなく。恩をアダで返すような人間を優しく見守ってるんだよ」
手にガラスの宝石達を抱え、形と色を見て楽しんだ。
そのうちにあることに気がついた。
「これって人間が捨てたゴミか……」
「そうだね。これなんてビール瓶ぽくない?」
「うん。そっかぁ。人間が捨てたゴミを宝石みたいに綺麗な形にして私達に贈ってくれたんだ」
私はキラキラ光る海に話しかけている気分で言った。
「本当にありがとうございます。そしてごめんなさい。あぁなんて偉大なんだ。考えれば考えるほど海を尊敬しちゃうよ」
「あははなんでさ?」
「だってさ人間が捨てたゴミをだよ。どんなに尖っていたものでも何年も何年もかけてこんなに優しい柔らかい形にして浜辺に贈ってるんだよ? 人間に訴えるわけでもなく。恩をアダで返すような人間を優しく見守ってるんだよ」