はーとちぇんじ☆
はーとちぇんじ×〇
「ねぇ!何でなの!?はーとちぇんじなんて、ちっとも上手くいかないじゃない!」


その日家に帰ったあたしは、亮に怒りをぶつけた。



「それは萌さんが心の中で望んだ事が叶っただけです。」



亮はあたしの気持ちがわかっていなかった。



初めて亮に会った時、少しながら『はーとちぇんじ』に期待をもった。


『はーとちぇんじ』なら何とかなるかもしれない、そう思っていた自分がバカみたいだ。



「萌さん。はーとちぇんじのコツをお教えいたしましょう」



落ち込んでいるあたしを見た亮が言った。

「コツ!?そんなのあるんなら、もっと早く言ってよ!」



「すいません。」


あたしはガッカリした。
亮が言う【コツ】をもっと早くに知っていたら…



「コツは…自分がなってほしいようになった相手をイメージすることです。」



…何それ?


「それだけっ!?」





その《コツ》がどれだけ素晴らしいものか、期待したあたしがバカだった。


やっぱりあたしはバカなんだ…


さっきより落ち込むハメになってしまった。
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