カレカノ
我を忘れ人目を気にしない彼女が柚葉に手を振り上げた瞬間
「すんません」
その手を掴み固く目を閉じた柚葉の前に立ち塞がった。
「……あ…朱希?」
「なによ!!あんた!!!邪魔しないで!!!!」
彼氏である大学生は柚葉を庇う事もせず黙っている。
「柚葉、お前…コイツに彼女がいるって知ってたのか?」
「いないって…別れて寂しいって言われて…」
「……彼女さん、そんな事を言われてるけどいいの?こーんな綺麗な彼女がいるのにヒドイ男ですよね〜?」
「ちょ…朱希??!!」
「こんなのより年下の可愛い俺と遊びに行きません?」
彼女の手をそっと握りあっけに取られる彼女に柔らかな笑顔を見せる。