カレカノ


寝過ぎたのか少しフラつきながらリビングに降り、お粥をごちそうになった。



「ごちそうさまでした」



お椀に入ったお粥をペロリと食べお茶を飲み干す。



「食べられるようになって良かったわねぇ…熱もないしマシになって良かった」


「おばさんの看病のおかげです!アイスノンも朝方取り替えてくれたからですよ♪ありがとうございました」



「え…朝方?私じゃないわよ?朱希じゃないかしら?ちょこちょこ部屋に柚葉ちゃんの様子を見に行ってたみたいだし…」



「…朱希が?」



うっすらと覚えているのは無意識に見た時計の針が、朝を迎えるには早すぎる時間を差していた事とおでこに触れた冷たい手が気持ち良かった事だけ…



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