月と太陽の恋愛関係

「あ、あの‥えっと…

ぼ、ぼぼぼぼ僕と…


付き合ってください!!」


夕日の真っ赤な光に照らされた教室の中。

向き合う2人以外の人は誰一人として居ない、殺風景な教室。



そんな教室に響く、1人の少年の声。

その声は小刻みに震え、緊張という感情と、暗い企みの色を微かに浮かべる。



俺はしばらくの沈黙の後に赤く空を見つめ、この教室の奇妙な空気を一口吸い込んだ。



もし、俺がここでYESと答えるならば、みんなの俺に対する態度は変わるのだろうか?

俺は女の子になりたいか?


あぁ、勿論。

コイツと付き合うことで周りの目は変わるのか?


そうだ。

間違いなく変わる。


なら今しかない。

自分を変えたいと願うならば…



「あぁ」

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