魔法使いですが、何か?
「とりあえず聞いておくが
5+(-3)は解るか?」

さすがにこの質問は
低レベルすぎたらしい

顔をしかめられた

「失礼しちゃうわね
そんなのわかるに決まって
いるじゃない!
2、でしょ」

「そうだよな…
そりゃ中1の問題は
分からなきゃな」

と僕が何気無く言った一言に
何故か首を傾げられた

「…中1…って、何?」

「は?」

なんだか本当にわからない
らしく少しだけ眉が
八の字になって
目が可愛く「教えて」と
言っている

その上に上目遣いときた

コイツはこういう
「教えて」戦法で
数々の男を落としてきたんじゃ
ないのか、と思った

だって!可愛いんだよ!

整った容姿にツンデレの
デレの不意討ち!
挙げ句、可愛く教えての眼差し

これはゲームか何かなのか?!

僕はゲームの主人公なのか!

………ごほん、自重

「…中1ってのは
中学一年生の略…なんだか
知らないのか?」

僕は何事もなかったかのように
振る舞う

ミッシェはこくんっと
小さい頭を縦にふる

「だって…日常会話なら
翻訳魔法でどうにかする
けど…名称となると……」

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