魔法使いですが、何か?
「待て待て待て待て待て…
ティル、よく考えろ
お前前回のテストでの
失敗を生かそうという
思考は持ち合わせて
いないと言うのか!?」
「ぅわぅっ!?
ティルちゃんだって
ちゃんと考えたですよ!
だから、ちゃんと勉強
しなくちゃって………」
前回はちゃんと
勉強してなかったんかぃぃぃ!!
今度はちゃんと
誰かに教えを乞うと?
えへっと
可愛く舌をぺろりと見せて
『えへっやっちゃった』
とちょっと失敗しちゃったッ
みたいな雰囲気で
今回のテスト対策を
話すティル
その時
僕の中の何かが
弾け飛んだ
そして、弾け飛んだ何かが
僕を信念だけで突き動かす
それの勢いで
僕はさっきまで
ひっくり返っていた机を
一般的に物を置く
形に戻して
力強くバンッと叩いた
そして
突き刺すような強い
眼差しで僕はティルとミッシェ
を捕らえて
言った
「お前達
否、今日に限っては
ティル、お前だ
お前に知識を学ぶ喜びを
骨の随まで教え込んで
やろうじゃないか」