魔法使いですが、何か?

「勉強?
ふふんっ!ティルちゃんを
バカにするのも大概に
するのですよ!!」

「ほぅ、どんな対策を
とっているんだ?
どうせ、ろくでもない事を
考えているんだろうがな」

例えば、テストの答案を
盗んでくるとか

と頭に浮かんだが
心の隅っこに閉まって
置くことにしよう

さぁ!!
留年経験者のお前が
講じている策を教えろ!

僕はそれを利用して
ミッシェを合格へ導く!

「ティルちゃんは真面目に
考えたのですよ!
だから、みーちゃんと
一緒にすばるくんに
勉強を教えてもらうですよ」












は?







何をいったこの小娘

僕に教えを乞う……だとぅ?!


「お前にプライドという
概念はないのか」

「わぅ?
がいねんって何ですよ?」

バカだった

首をくぃっと傾げ
目を丸くして上目遣いで
素朴な疑問を投げ掛ける

目の前にいるのは
一つ年上のバカだった


普通、あれだけ
貶された相手に教えを乞うか?

ましてや
年上という事をバカにしてた
相手だぞ!?

何故そのような発想が
浮かんでくるんだっ!!!


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