~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王
 突然の大きな音に驚き、そして原因に感づきながら慌てて紫音が風呂場まで駆けつけると、その廊下にはすでに麟紅が鼻血を出して転がっていた。

「に、兄さん! 風呂に入るなら言ってくれれば! ていうか藍奈さんが風呂に入ってたの知らなかったんですか!?」

 すぐさま近寄り鼻血を拭こうと思ったがティッシュがない(「いや、ティッシュじゃない、ティシューだ」と麟紅)。仕方ないのでとりあえず兄の体を起こす。

「なあ、紫音」

 そこで麟紅は実妹の紫音に尋ねる。

「な、なんですか?」

「俺ってさ、一応今は家主だよな……?」

 麟紅の、素朴な疑問が告げられた。
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