~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王
 *

 時は少し経って、午後七時半ごろ。
 茜が風呂から上がり、紫音も風呂に入らせ、最後に麟紅が風呂に行く。
 以前は紫音と兄妹二人きりの生活だったので先後考えたこともなかったが、藍奈が言うには「フツーレディファーストってヤツでしょ変態」と。麟紅が「レディが減っている日本ではレディファーストは通用しないのだよ」と返すと今度は「じゃあ紫音はその数少ないレディの中の一人ね」と言われては手も足も出ない。おとなしく最後に入ることにしたわけだ。
 ということで、浴槽にて、

「……なんか、居心地悪(わり)ぃな……」

 独り言。
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