【完】俺の守護霊







でも、真山先生の言っていた通り、もう探さないと思うし。






戻りたいって思っている自分がいる。






何より翔に「戻って来い」って言って貰えた事に感動。





あの翔があたしに言ってくれた。


……また好きになっちゃうじゃん。





あたし、また翔の傍にいるよ?





眠ったらしい翔の額にそっと手を乗せると…






かなり熱い。






こんなになるまで気付かなかったなんて信じらんない。






キッチンへ行って冷蔵庫を見て更にビックリした。






…食材が何も無い。







何を食べてたの?って思うくらいに冷蔵庫が空っぽ。






取り敢えず水があるのを確認して、浴室に行って洗面器に水を入れてタオルをつけてそれを寝室に運んで…と。






あたしが思い付く限りの看病をやろうと思った。





















< 176 / 251 >

この作品をシェア

pagetop