恋愛両立


「あ、おはよ」


「おはよ。。。」


タオルケットを鼻まで被り、目だけ出した早紀ちゃん。


照れてる?かわいー。



「もう朝飯できてるって。食べに行こ?」



照れている早紀ちゃんを無視して言うと。



「えと、うん。。。。」


返事だけして動かない早紀ちゃん。



「ほら、焼き魚冷めると不味くなるって。」


そう言ってベッドに近づきタオルケットを引っ張ると



「わっ・・・だめ!ダメだって!」


俺が引っ張ったタオルケットを手繰り寄せて抱きしめた。


ベッドの上でくしゃくしゃになったタオルケットの隙間から、白い太腿がチラっと見えてる。



やば。朝からいーもん見ちゃった。



見えている太腿に手を這わせ、


「朝から誘ってんの?見えてるよ」


耳元でささやくと



「えっ・・ちがっ・・わっ!」



タオルケットを抱きしめる両手を取って、後ろに押し倒した。


ベッドに沈むのと同時に。



「んっ・・・」




朝から深いキスをする。

















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