恋愛両立
「わっ・・・」
体には大きな腕が回ってて
至近距離にてっちゃんの横顔。
お姫様だっこ。
「早紀ちゃん軽っ・・・てか最近痩せた?」
「ちょっ・・てっちゃんっ・・・いいよっ・・降ろして・・・」
「ダメ。フラフラしてて危ない。病人はおとなしくしてなさい。」
てっちゃんは前を向いて歩き出した。
「・・・・・ごめん・・・・」
小さく呟くと
ギュっててっちゃんの腕に力が入った。
落ち着いたんだ。
慰められてるようで、温かかった。
私もギュッててっちゃんの首に手を回す。
てっちゃんの肩の向こうに、敦くんとあの女の人が見えた・・・