恋愛両立



「わっ・・・」



体には大きな腕が回ってて




至近距離にてっちゃんの横顔。




お姫様だっこ。





「早紀ちゃん軽っ・・・てか最近痩せた?」




「ちょっ・・てっちゃんっ・・・いいよっ・・降ろして・・・」



「ダメ。フラフラしてて危ない。病人はおとなしくしてなさい。」




てっちゃんは前を向いて歩き出した。




「・・・・・ごめん・・・・」



小さく呟くと



ギュっててっちゃんの腕に力が入った。








落ち着いたんだ。



慰められてるようで、温かかった。






私もギュッててっちゃんの首に手を回す。




てっちゃんの肩の向こうに、敦くんとあの女の人が見えた・・・







< 50 / 102 >

この作品をシェア

pagetop