恋愛両立
またバスが進みだして、律子さんが貸してくれた毛布を頭までかぶる。
じんわり涙が出てきて。
ダメだ・・・・こんなにダメージ大きいなんて・・・・
「早紀ちゃん?着いたよ?」
優しい手が私の頭を撫でる。
ゆっくり目を開けるとてっちゃんだった。
「大丈夫?もう部屋の準備出来てるから、部屋でゆっくり休みなよ。」
「ん・・・」
優しいてっちゃんの声を聞いて、泣きそうになった。
支えられるようにバスから降りる。
外には綺麗な海が広がってて。
太陽がまぶしい。
2・3歩歩いたとき
ふわって体が揺れた。