恋愛両立



「早紀ちゃんってさ、ナチュラル派っぽいこと言ってるけどめんどくさがりなだけだもんねー」




「うう・・」



まーちゃんに痛いトコロを突かれたのか言葉にならない早紀ちゃん。



「だってー・・・似合わないしさ。お化粧下手なだけだもん。」



拗ねたように言う早紀ちゃんが可愛かったり。



なんて思ってる俺って・・・・







「あー、サトシくんだ。おはよー。」




そんな会話の中、まーちゃんが俺たちの存在に気付いた。




「おはよ。」




朝から爽やかな笑顔を作るサトシ。




横を見ると早紀ちゃんが俺の傍に寄って来てた。




「はは、敦くん寝ぐせだ。」



なんて言いながら俺の髪を触る早紀ちゃん。




朝から萌え・・・ヤバイです俺。










朝食をみんなで並んで食べる。




焼き魚に卵・味噌汁・海苔・・・・




うん。ペンションの朝食じゃないよな。



まぁ、うまいからいいけど。



なんて思って食ってたら、誰かの携帯が鳴り出した。



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