─暴走族のお姫さま─
その時。
那緒が立ち上がって
「奈菜ちゃんは
寂しがりやさんだね。
未来、1人にしちゃダメだよ」
と言った。
俺は那緒に
なぜか言いたくなった。
「おい、那緒!!」
その場から
立ち去ろうとする
那緒を呼び止め
那緒が振り返った。
「おまえには
GOLD DRAGONがある。
ここにくれば
面子だって待ってる」
俺がそう言うと
那緒は少し微笑んで
「だなっ」
と言ったあと
また歩いていった。