─暴走族のお姫さま─



那緒の目が
孤独と寂しさで
染まっていた。



だから俺は
那緒には
居場所がありことを
伝えたかった。



遠くなっていく
那緒を見てると



「未来さん、
あたし家に帰ります」



と奈菜が俺の服の
裾をちょいちょいと
引っ張りながら
言ってきた。



「おう、送る」



そう言ったときだった。











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