─暴走族のお姫さま─



【産みたい…
産みたいよ…っ】



「奈菜…」



柚希は優しくあたしを
抱き締めて頭を撫でてくれた。



「奈菜…難しく考えないで」



【でも…】



「ゆっくり考えて…
未來くんと」



【…うん…わかった。
柚希、ありがとう…】



「うん」



そのあと助産婦さんが来て
柚希を休ませるように
言われたからあたしは
病室をあとにした。












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