─暴走族のお姫さま─



まわりを見ると
奏やみんなが
気まずそうにしていた。



【南谷さん…あたし
声出なくなっちゃったんです】



「え?なんでなん?」



【ちょっとしたことで…へへ…
すぐに戻るらしいんですけど】



精一杯強がった。



みんなが気まずそうに
してるのを見たら
胸がまた苦しくなった。



「…そうなんや。
早く戻るとええな」



そう言って頭を
撫でてくれた。



【…はい!】


あたしはニコッと笑った。











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