―愛束縛―
「ミーちゃん」
鈴は子猫にミーと名付けた
鈴の体調は日に日に良くなっていく
始めは鈴の世話をためらっていた春さんも 最近は手伝ってくれるようになっていた
「春さん ありがとうございます」
鈴が 春さんに話した始めの言葉はそれだった
春さんは あまりにも嬉しくて泣いて教えてくれた
鈴はまだ俺には何も話してくれない
“うん”とか“ううん”という 言葉だけだった
正直 淋しかった
1番頑張っているのは 俺なハズなのに…
そう思うと 悔しくもあった