君のとなり―昼休みの屋上で―
夕飯を食べ終わった私達は、リビングでテレビを見ていた。



母は台所で洗い物、なつはお腹がいっぱいになったのかすーすーと寝息を立てながらソファで寝ていた。



『ねぇお父さん。先生のお話しして?』



父の膝から、私は父に話し掛けた。



笑いながら、
「はるかは本当に先生の話がすきだなぁ?」
と私に言った。



『だって、先生スーパーマンみたいなんだもんっ♪ねぇねぇ話して?』



「ハハッ、いいよ。
今日もな、先生は商店街に出向かれてな?1つ1つの店に「頑張ってください」って声をかけに行かれたんだ。
お父さんもそれを見て、頑張って先生をお手伝いしようって思ったんだよ。」




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