恋・したい
なのによりによって男子高!!私の為に一緒に頑張ってくれた由宇がいてくれたから我慢して学校へ行っている。

「できたよ―」
『うわ~、美味しそう』
「美味しそうじゃなくて美味しいの」
『頂きま―す♪』

肉じゃがに鯖の塩焼きに蓮根とじゃこの炒め物。由宇は私と違ってなんでもこなせるいい女なんだよね、これが。

『彼とはどうなの?』
「順調よ♪」

顔色ひとつ変えずに答えた。羨ましいなぁ―。

「りぃはまだまだかな…」
『だね…』
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