恋・したい
『そうだったの。そんな繋がりがあったんだ』
「色んな事に貪欲な人でね、私よりも腕を上げて半年足らずで教室を辞めちゃったのよ」
「お飲み物をどうぞ」

ボーイがシャンパンを運んできたので手に取る。

「さあ、中に戻りましょうか」

頷き人波の中へと潜り込むとちょうど柚季の挨拶だった。

【皆さんメリークリスマス。そして僕たちの誕生日を祝う為にお集まり頂きありがとうございます。高校最後のクリスマスなので思い出に残る二日間にしたいです。では乾杯!】

みんな一斉にグラスを掲げて口々に、メリークリスマスを言い合う。
< 168 / 244 >

この作品をシェア

pagetop