恋・したい
そろそろとバスルームのドアを開け真っ暗になったリビングを注意深く通りベッドに座ってる柚季の隣に座ったら、いきなり柚季が倒れこんで膝の上にころんと顔が乗っかってきた。

突然の事に呆気にとられちょっと固まる。
口全開でくうくう寝息をたててる柚季に悪戯したくなっちゃいそうになるのをこらえる。

『可愛い~。鼻つまみたい』

疲れてたんだね。どれくらい私を待っててくれたの?どんなデートをするつもりだったの?
柚季をベッドに入れて小さくついてた電気を消す。
私は少し離れて目を閉じる。

…手くらい繋いでもいいよねっ。
手探りで柚季の指を触り握った。
< 217 / 244 >

この作品をシェア

pagetop