准教授 高野先生の恋人
カスガイは中学・高校の教員免許を持っている。教科は国語と書道。
それを踏まえて考えれば日本語教師という職業選択も十分アリな話なのかも?
「扶養してもらって衣食住は安心な環境でバイトしながら勉強するアルよ」
「へぇー。なんかすごいなぁ。なんていうか……いろいろすごいよ、とにかく。
勉強しようとしてるカスガイもすごいけど、それを応援できるコーターローも。
それに、二人の意志を尊重して結婚を許したご両親も……うーん、すごいなぁ」
私は、へーはーほーと感心しきりだった。
「うちの親だってさ、相手がコータローだったから許したって言ってるよ?」
「そうなの?」
「まあね、ちょいちょい遊びに来てたからすっかり人柄とか知ってたし。
それに、うちの親って商売やってるからさ。
人を見る目だけは自信あるらしくて。んで、コータローは合格だからって」
「そうなんだぁ」