僕の姫~ちっぽけな勇気~
もちろん、知世ちゃんを手伝ってあげたい気持ちはある。


でも…知世ちゃんのことを思うと、無理なんだ…。


「入江くん手伝ってあげなよ?」


「綾ー!!」


助け船を出した高田さんに知世ちゃんは抱きつく。


「だって、20時まで部活…」


あっ!


僕は名案を思い付いき、すぐさま席を立つ。


「入江、どこ行くんだよ!?」


「トイレ!」


僕はそう言って、先生に許可をもらってからトイレへ行った。


そして、ポケットから携帯を取り出す。



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