恋する俺サマ先生
「じゃあ、帰るか…」
「…はい」
そして、私は車に乗ってから色々と考えていた。
やっぱりさっきのって、私を心配してくれたんだよね‥?
呼吸も荒かったし…。
でも、先生はなんでそこまでするんだろう…??
考えてもやはり、私には疑問しか浮かんでこなかった。
私はチラッと先生の横顔を見た。
車のライトで時々、先生の顔が照らされて、少しドキッとしてしまう。
やだ私、なにドキッとなんかしてんの?