さよならのラブレター
「俺、いつ別れるなんて言ったよ!?」








なにがなんだか分からなかった








「俺はお前とずっと一緒にいるつもりだよ」









頭の中がパニックになっている









「俺はただ寂しいって気持ちを伝えたかっただけ。
もしかしたらお前は今までそうゆう形でしか人と付き合ってなかったかもしれないけどさ…
俺はお前の彼氏だし

年は若いけど…
俺はお前の年と付き合ってるわけじゃないしさ
一生一緒にいたいし」









私はただ黙って聞いていた







彼の話す言葉一つ一つが優しくてここちよかった








私の心の中でずっともやもやしていた物が取れた気がした








「少しづつでもいいから俺を信じてみろよ」








「うん」








気づいたら泣きながら頷いていた
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