веst ー恋の詩ー

拓斗はいつも,
うちの事を考えてくれて,
励ましてくれてる。



うちは,拓斗に頼ってばっかりだよね?



だから,
強くなりたいと思ったんだ。





『本当に大丈夫?』



「大丈夫だよ!全然平気!
このジャージ,3年になって新しくしたばっかなのになー」



溢れそうな涙を抑えて,ニコッとした。
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