веst ー恋の詩ー


『だれだか知らないけど,言いたいことあんなら,直接言えよ!!』



拓斗は,教卓をバンッと強く叩いた。



「拓斗,もういいよ?うち,平気だよ?」



涙が本当に堪えられなそうだったけど,頑張って堪えた。



『俺が嫌なんだよ!みんな,犯人わかったら,俺のとこに連れてきて。』



そして,拓斗は席に戻った。
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