веst ー恋の詩ー


音をたてないように,ゆっくりと教室に近づく。



教室のドアのガラス部分から,静かに中を覗く…





………!!



思わずドアを勢いよく開ける。



ドンッ



『なにしてんのよ!』



教室の中で,石原里沙が,誰かの持ち物をビリビリにしていた。
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