君に許しのキスを
放課後、凜と一緒にあたしの部屋にやってきた未央が、誇らしそうにそう言った。


「はあ?何それ。
ありえない。」

あたしが笑うと、
凜が続けて、真剣な顔をして言う。

「そうだよ、教師に恋とか。
ない、ない。」

強く切り捨てるような口調で。


「えー!?何で?
教師とか、生徒とか、関係なくない?
好きなんだもん。
もー、あたしの心を動かすのはあの人だけー、みたいなさぁ。」

未央はまるでめげる様子もなく、うっとりと語る。
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