*Lover's Re Mode*
初めてみた。
こんなカードあったっけ?
ふふ、と悪戯な笑みを浮かべるお姉様方は話す順番があるらしく、一人ずつ情報をくれる。
「このカードは特別なモノです。誰でも持てる代物ではありませんの。」
「そうですわ。わたくし達は父の力ですが、叶依様の場合は選ばれた方ですもの。何て羨ましいのかしら」
「そのカードはある殿方から貴女への贈り物ですわ。わたくし達が代表してお預かりしてきましたの。素敵過ぎですわ」
「さあ、受け取って下さいませ。
このメンバーズカードはわたくし達が持っているカードとは違いますの。わたくし達のカードはシルバー。ゴールドは学園内で二人だけの特権なんですの」
差し出されたカードをおずおずと受け取ると、じっくりと眺めた。
ただのカードじゃない。
よく見ればクレジットカードみたいな呼び込み式のカードだった。
「そうそう、贈り主は秘密ですわ。ご自分でお探し下さいませ」
「そのカードはいろいろと便利ですから、肌身離さず持っていて下さいね?」
「は、はぁ」
頷いてみたものの、イマイチ理解が出来ない。
こんなカードあったっけ?
ふふ、と悪戯な笑みを浮かべるお姉様方は話す順番があるらしく、一人ずつ情報をくれる。
「このカードは特別なモノです。誰でも持てる代物ではありませんの。」
「そうですわ。わたくし達は父の力ですが、叶依様の場合は選ばれた方ですもの。何て羨ましいのかしら」
「そのカードはある殿方から貴女への贈り物ですわ。わたくし達が代表してお預かりしてきましたの。素敵過ぎですわ」
「さあ、受け取って下さいませ。
このメンバーズカードはわたくし達が持っているカードとは違いますの。わたくし達のカードはシルバー。ゴールドは学園内で二人だけの特権なんですの」
差し出されたカードをおずおずと受け取ると、じっくりと眺めた。
ただのカードじゃない。
よく見ればクレジットカードみたいな呼び込み式のカードだった。
「そうそう、贈り主は秘密ですわ。ご自分でお探し下さいませ」
「そのカードはいろいろと便利ですから、肌身離さず持っていて下さいね?」
「は、はぁ」
頷いてみたものの、イマイチ理解が出来ない。