キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「木村、どの曲にする?」

コインを入れながら沢田君と目が合った。

ますます心臓が騒ぐ…。

「歌恋、顔真っ赤だよ?どうしたの?」
幹太のその言葉で、頭がショートしそうになった。

「ホントだ。木村、具合悪い?」

あたしの顔を心配そうな顔で沢田君が、覗き込んできた。

「なっ…なんでもないです…。」

いつもより、近い沢田君の顔に、ドキドキが加速する。

「変な歌恋…。」

幹太、それ以上突っ込まないで…。

沢田君に、あたしの気持ちバレる!!

「歌恋、アンパンマンの曲がいい!」

「そっ…そうだね。あたしも、アンパンマンが、やりたいかも?アハハ。」

何でもいいから、早くしてぇ。


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