キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「あっ、幹太、あそこに有る自販機で、コーラ買って来て?」

そう言って、財布を取り出し小銭を幹太に渡した。

「分かった。」

幹太が、沢田君から小銭を受け取って、自販機目掛けて走って行った。

「木村歌恋さん…、俺と付き合って下さい。」

右手を、あたしに差し出した。

「宜しく…お願いします。」

沢田君の差し出した右手に、あたしの右手を軽く乗せた。

「おっしゃ!」

小さく左手でガッツポーツをした。

可愛い。

沢田君の笑顔。

あたし、沢田君の彼女だよね?

明日になって、「やっぱ辞めた」は無しだからね?

「木村…。」

あたしの頬っぺに軽く沢田君の唇が当たった。

これって、キスだよね?


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